
小学校入学を控えたお子さまがいる保護者の方の中には、「ランドセルカバーは必要なのだろうか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ランドセルカバーはランドセルを保護できる一方で、本来のデザインを隠してしまうというデメリットもあります。
本記事では、ランドセルカバーの役割について詳しく解説します。使用するデメリットや選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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ランドセルカバーは本当に必要?

ランドセルカバーが本当に必要かどうかは、ご家庭の考え方によって異なります。ランドセルカバーは必須ではありませんが、使用することで得られるメリットも存在します。
「6年間きれいな状態で使いたい」「傷や汚れから守りたい」と考えている方は、ランドセルカバーを使用した方が良いといえるでしょう。一方で、品質の高いランドセルは素材自体に防水加工や防傷加工が施されており、カバーなしでも6年間問題なく使用できる設計になっています。
ランドセルカバーを使用するかどうかは、お子さまの性格、保護者の考え方などから総合的に判断するのがおすすめです。
ランドセルカバーの種類
ランドセルカバーにはいくつかの種類があります。ここでは、ランドセルカバーの種類と役割について詳しく解説します。
かぶせ型カバー
最も一般的なランドセルカバーは、ランドセルのフタ部分である”かぶせ”を覆うタイプです。ランドセルの表面を傷や汚れから守る役割を果たします。
透明なビニール製のものから、カラフルな柄物、キャラクターデザインまで、バリエーションが豊富です。透明タイプを選べば、ランドセル本来のデザインを活かしながら保護できるのが魅力といえるでしょう。
フルカバー型レインカバー
雨の日専用として使われるのが、ランドセル全体を覆うフルカバー型のレインカバーです。通常のかぶせ型カバーでは防げない横からの雨もしっかりガードし、ランドセルの中身まで濡れるのを防ぎます。
撥水加工が施されているものや、夜道でも目立つ反射材つきのものなど、機能性に優れた商品が多く販売されています。天候の悪い日だけ使用するため、普段は小さく折りたたんでランドセルのポケットに入れておくと便利です。
交通安全カバー
小学1年生が入学時に配布されることが多いのが、黄色い交通安全カバーです。目立つ色で車からの視認性を高め、交通事故を防ぐ目的でつくられています。多くの自治体では1年生の間の使用を推奨していますが、義務ではありません。2年生以降は自由にカバーを選ぶことができるため、お子さまの好みに合わせて変更するご家庭も多いです。
ランドセルカバーを使用するデメリット

ランドセルカバーを使用すれば、ランドセルを保護することが可能です。しかし、ランドセルカバーにはデメリットも存在します。ランドセルカバーを実際に使用する前に、デメリットについても理解しておきましょう。
ランドセルのデザインが隠れてしまう
親子で時間をかけて選んだランドセルのデザインや色が、カバーで隠れてしまうのは残念に感じる方も多いでしょう。特に刺繍やステッチなど細部にこだわったランドセルの場合、カバーをつけることでせっかくのデザインが見えにくくなります。
ランドセルの革に影響を与える可能性がある
ランドセルカバーを長期間つけっぱなしにすると、カバーとランドセルの間に湿気がこもり、革の劣化やカビの原因になることがあります。特にビニール製のカバーは通気性が悪く、天然皮革のランドセルでは注意が必要です。夏場の高温時には、カバーの素材や色がランドセルに転写してしまうケースも報告されています。
サイズが合わないことがある
市販のランドセルカバーは汎用サイズのものが多いため、ランドセルの形状によってはうまくフィットしないことがあります。特に、A4フラットファイル対応など、大きめのランドセルではサイズ確認が重要です。
サイズが合わないカバーは、ずれたり外れたりしやすく、かえって使いづらくなります。購入前に必ずランドセルのサイズを測り、対応サイズを確認しましょう。
お手入れが必要になる
ランドセルカバー自体も、使っているうちに汚れたり劣化したりします。定期的な清掃や、濡れたときの乾燥など、適切なお手入れが必要です。カバーの素材によってはお手入れ方法が異なるため、購入時に確認しておくことをおすすめします。
ランドセルカバーの正しい選び方
ランドセルカバーを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておくと失敗が少なくなります。詳しく解説するので、ランドセルカバーを選ぶ際の参考にしてみてください。
サイズを確認する
ランドセルカバー選びで最も重要なのがサイズの確認です。ランドセルのかぶせ分の縦横のサイズを測り、それに合ったカバーを選びましょう。
A4フラットファイル対応のランドセルは、従来のものより一回り大きいため、必ず対応サイズのカバーを購入する必要があります。サイズが合わないと、カバーがずれたり、錠前が閉まりにくくなったりする原因になります。
素材をチェックする
ランドセルカバーの素材には、主にビニール、ナイロン、ポリエステルなどがあります。それぞれに特徴があるため、ランドセルの素材との相性も考慮して選びましょう。
透明なビニール製は、ランドセルのデザインをそのまま見せられるのがメリットですが、通気性はあまりよくありません。天然皮革のランドセルに使用する場合は、こまめに外して風通しをよくすることが大切です。ナイロンやポリエステル製は軽くて丈夫で、洗濯できるタイプもあります。雨にも強く、機能性を重視する方におすすめです。
デザインを選ぶ
ランドセルカバーのデザインは、透明タイプ、無地、柄物、キャラクターものなど多種多様です。お子さまの好みはもちろん、長く使えるデザインかどうかも考慮しましょう。
低学年のうちはキャラクターものを好む子どもも多いですが、高学年になると好みが変わることもあります。シンプルなデザインを選んでおくと、飽きずに長く使えるでしょう。
機能性をチェックする
反射材がついているか、撥水加工が施されているかなど、機能面も確認しておきたいポイントです。反射材つきのカバーは、薄暗い時間帯や雨の日の視認性を高め、交通安全に役立ちます。撥水加工があれば、多少の雨でもランドセルを守ることができます。
取りつけ方法を確認する
ランドセルカバーの取りつけ方法には、引っかけるタイプ、ゴムで固定するタイプ、ボタンで留めるタイプなどがあります。お子さまでも簡単に着脱できるものを選ぶと便利です。取りつけが複雑だと、お手入れのために外すのが面倒になり、結果的にランドセルの状態を悪くしてしまうこともあります。
ランドセルカバーの正しいお手入れ方法
ランドセルカバーを長く快適に使うためには、適切なお手入れが欠かせません。定期的なメンテナンスで、カバーもランドセルも良い状態を保ちましょう。
定期的に取り外して風通しをよくする
ランドセルカバーをつけっぱなしにすると、カバーとランドセルの間に湿気がこもり、革の劣化やカビの原因になります。週末や長期休暇の際には必ずカバーを外し、ランドセルに風を通すようにしましょう。外したタイミングで、ランドセル本体に傷や変色がないか確認することも大切です。
汚れはこまめに拭き取る
ランドセルカバーに汚れがついたら、できるだけ早く拭き取りましょう。軽い汚れであれば、水を含ませた柔らかい布で拭くだけで落とせます。頑固な汚れの場合は、中性洗剤を薄めた水を布に含ませて拭き、その後水拭きで洗剤を落とします。拭いた後は必ずしっかり乾燥させてから、再びランドセルに装着してください。
雨に濡れたらすぐに乾かす
雨の日にランドセルカバーが濡れた場合は、帰宅後すぐにカバーを外し、乾いた布で水分を拭き取りましょう。ランドセル本体も同様に水分を拭き取ります。カバーとランドセルの両方を風通しのよい場所で十分に乾燥させてから、再びカバーを装着してください。濡れたまま放置すると、カビや変色の原因になります。
保管方法に気をつける
長期間使わないときは、カバーを折らずに筒状に巻いて保管すると、シワや型崩れを防げます。直射日光の当たらない、風通しのよい場所に保管しましょう。素材によっては高温で変形することもあるため、暖房器具の近くは避けてください。
ランドセルカバーに関するよくある質問

ランドセルカバーについて、よくある質問にお答えします。
Q. ランドセルカバーはいつから使い始めるべきですか?
ランドセルカバーを使い始める時期に決まりはありません。入学式直後から使用するご家庭もあれば、交通安全カバーを外す2年生から使い始めるご家庭もあります。お子さまの通学環境や性格、保護者の考え方に合わせて、最適なタイミングを選びましょう。
Q. ランドセルカバーはいつまで使うべきですか?
ランドセルカバーの使用期間も、ご家庭の判断で決めて問題ありません。6年間ずっと使い続ける方もいれば、低学年のうちだけ使用する方もいます。カバー自体が劣化してきたら、新しいものに買い替えるのも1つの方法です。お子さまの成長に合わせて、柔軟に対応しましょう。
Q. 天然皮革のランドセルにカバーは使えますか?
天然皮革のランドセルにもカバーは使えますが、通気性には特に注意が必要です。ビニール製のカバーを長期間つけっぱなしにすると、革が呼吸できず劣化しやすくなります。天然皮革のランドセルにカバーを使う場合は、より頻繁に外して風通しをよくすることをおすすめします。
ランドセルカバーの使用は目的に応じて判断しよう
ランドセルカバーは必須のアイテムではありませんが、傷や汚れからランドセルを守り、6年間きれいな状態を保つのに役立ちます。一方で、ランドセルのデザインが隠れてしまうことや、革への悪影響といったデメリットも理解しておくことが大切です。サイズや素材、デザイン、機能性をしっかり確認して、お子さまのランドセルに合ったカバーを選びましょう。


